若い時は何考えずに保険に加入
25歳くらいの頃に社会人で家族を持ったら保険くらい入っておかないと無責任かなと思い、会社に来る保険の営業さんに言われるがまま生命保険や医療保険に入りました。
家を買った時には不動産会社の紹介する火災保険と地震保険に入り、新車を買った時にはディーラーの紹介する任意保険と車両保険に入りました。
まさに支出について何にも考えていない人の典型的な行動をとってしまっていました。
ただひとつ入っている保険
今では生命保険・医療保険は解約し、家は売り払い、鉄筋コンクリートの賃貸で火災保険は不要、車両保険は解約しました。
唯一入っているのは年15,000円の自動車任意保険のみ。
自動車任意保険だけは自動車に乗る以上は絶対に解約すべきではないので仕方ありません。
それでもネットで調べまくって格安でありながら最低限の補償は網羅されているアクサダイレクトにしました。
世のなか入る必要のない保険で溢れている
生命保険は自分は健康体であるし、長生きの親族だらけなので早死の確率が低そうなのと、投資で資産をつくれば家族に十分な金を残すことはできると思い解約しました。
医療保険は、高額医療費制度を使えば月の出費の上限があるので、数百万ほどの金融資産があれば不要と考え解約しました。
私は家を売ったので、火災保険と地震保険は抜けましたが、これから家を持つとしても地震保険には入りません。
地盤をよく調べて十分強いところで耐震強度の高い建物を建てれば、日本が崩壊するくらいの強い地震でなければ全壊はしないでしょう。
例え全壊してもウワモノの評価額なんてたかが知れていますので自己資金で建て直すか被害の少ない地域に引っ越すまでです。
車両保険は超高級車でもない限り必要ありません。
保険というのはその損失で人生が吹き飛ぶようなものに対してかけるものなのです。
数百万の新車を買ったとしても車両保険はかけない方が長期的には得をします。
損失が限定的な事象の保険には入らないという一貫性を持つ
家電を買った時に有料オプションで加入できる保険も同じ理由で不要です。
購入額の5%で延長保険に入れるというものが一般的ですが、入らないと決めて壊れたら買い替えるという方針でいた方が確率論的に長期的には得をします。
家電は壊れてもまた購入できます。これらの限定的な損失に対する保険は加入しないという一貫性を持てば寿命が来る頃には結果的に得している確率が高いと思います。
損失が青天井な事象の保険には必ず入る
反対に自動車任意保険だけは加入必須の保険です。
自動車事故は失う金額が青天井なので、万が一相手に重度障害を負わせてしまった場合や半端じゃなく高価な物品壊してしまった場合に手持ちの資金だけで賠償することは不可能でしょう。
損失が青天井のものに保険は必須なのです。
逆に言えば損失が限定的なもの、自分の資金で支払えるものに対して保険は必要ありません。
私は自動車任意保険のような青天井の損失に対する保険は、人類の偉大な発明だと思っています。
それに自動車の運転っていうのは自分がしっかりしていたとしても不可抗力的に発生する可能性が十分あり得ます。
自動車を運転していて絶対に事故らないと確信するのはあまりにも傲慢。
自動車任意保険以外は全て解約し、命と引き換えに稼いだ大切なお金を一銭たりとも保険会社の利益にはさせないという強い意志を持ち今日もFIREを目指すのであった。
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