本日市場前に決算発表が予定されている米国株のウォルトディズニー【DIS】ですが、全ホールドで決算をまたぐことに決めました。
今回しっかりと検討する前に103ドルで売り注文を出しており、検討後に注文を取り消しました。
わたしの感情は売りたがっており、感情とは反対の行動を取ることになります。
決算をまたぐ理由
一番の理由はCEOを信じているからです。
ぱぱかぶはCEOのボブアイガーの自伝を読んだこともあり、彼の有能さを信じています。
前回の任期時には、ピクサー、ルーカスフィルム、21世紀フォックスなどの超大型ディールを成功させるなどの手腕を発揮しています。
昨今の過度なポリコレ具合で批判されていますが、ボブアイガーはこれを真摯に受け止め修正を図っているでしょう。
ディズニーは社会的責任においてポリコレに傾倒せざるを得ないところがありましたが、大勢のファンがポリコレに反対するのであればディズニーにとっても望むところであり、ポリコレの首輪が外れ、作品の勢いが戻るはずです。
苦戦した映画事業では5年ぶりに、米国年間興行収入でトップの座に返り咲くことのなりそうです。今のところ、2024年の米国興行収入トップ2は『インサイド・ヘッド2』と『デッドプール&ウルヴァリン』です。さらに、この秋には、『モアナと伝説の海2』『ライオン・キング:ムファサ』の2作品の公開を控えています。
ディズニーは完全新作を当てなくとも既存の強力なIPを使って興行収入トップを取ることができるのは逆に強みと捉えてよいのでは。
株価を上昇させることに熱意を注ぐCEO
また、ボブアイガー氏がCEOをやるのは年齢的にもおそらく最後です。
彼はウォルトディズニーのカリスマ的CEOであり、株価がCEOに対する評価であるとの意識を強く持っています。
ここまで大成功を収めてきた人物です。株価が低迷したまま任期を終えることは屈辱であり、是が非でも株価を上げる施策をしてくるはずです。
任期は2026年末までですので、残りはあと2年度です。
今回の決算発表の中で、株主還元とガイダンスで株価を急騰させる可能性が高いと踏んでいます。
個人的な予想としては、今期EPSは4.8ドル。
来季ガイダンスがもし発表されれば、配当金は1ドルに増配、EPSは5ドルになると予想しています。
これが実現すれば、決算後に+10%の110〜120ドルでの値動きになるはずです。
その他には、事業のスピンオフなど何かしらのポジティブサプライズがあればさらなる株価上昇材料になる。
今夜の決算発表を楽しみに待ちたいと思います。
関連記事です。
コメント