好決算を受け、京王電鉄+17.67%、東武鉄道+6.74%と急騰しました。
今年に初めて買ってからずっと含み損で何度かナンピンを行ったのがようやく報われた形に。
昨日のような急騰は、鉄道株としてはとても珍しく、コロナ禍のボラティリティが高い時ですら見たことのない異様な上昇をみせました。
私鉄道株は機関投資家の空売りが相当入っていたため、踏み上げ相場になった可能性があります。
今年は、決算が良くてもひたすら売られてきた私鉄道株ですが、今回の神決算には機関投資家も抗えませんでした。
文句のつけようのない神決算
〇京王電鉄は、不動産販売業において販売戸数が増加する見込みとなったことに加え、ホテル業における客室単価上昇による売上高の増加などにより通期業績予想が上方修正されました。
+19.6%の営業利益大幅上方修正に加え、+42%の増配、4.6%の自社株買いのウルトラ株主還元策。
〇東武鉄道は、鉄道業における行楽利用の増加及びホテル業におけるインバウンド利用増加による稼働率・客室単価上昇に加えて、百貨店業におけるインバウンド需要などにより通期業績予想が上方修正されました。
+12.8%の純利益大幅上方修正に加え、+10%の増配で株主に報いる株価対策。
さあ反撃の狼煙だ、機関投資家を駆逐せよ
特に京王電鉄に関してはこの決算と株主還元策で株価が上がらないわけがありません。
「公益性の強い鉄道株は、大きな利益を上げることは許されず、積極的な株主還元はできない。」
というノルム(通念)をぶち破りました。
これが他の鉄道株にも伝染し、「鉄道株でも株主に報いるのは常識だ」というノルムに変われば、このノルムは株価に織り込まれていないため、一層の株価上昇が期待できます。
空売りしまくっていた機関投資家を駆逐する千載一遇のチャンスです。
ファンダメンタルズ無視で空売りを続ける汚い機関投資家を私鉄道株から追い払ってやりましょう。
私鉄道株のまとめ
京王電鉄は、株価4000円でも配当利回りは2.5%と鉄道株の中では高配当です。
IPOで空前の人気を博した東京メトロの配当利回りが2.4%です。
さらに4.6%もの自社株買いで株価の下支えも期待できます。
東武鉄道は、非常に良好な決算で、ファンダメンタルズに異常は全くありません。増配によって株価対策への意識をみせたことも好印象です。
このような良好なファンダメンタルズの企業の株価が10年前の2014年の水準にあり、BPSを毎年順調に積み上げている企業としては異常事態です。
いずれファンダメンタルズが市場に評価され、株価が上昇するはずです。
今はまだ京王電鉄も東武鉄道も長期チャートでみれば少し反発した程度。
今回のように株価がポコンと上がったところでやっとお別れできると売ってしまう人の多いことよ・・・。
株で勝てない人は、下落株の塩漬けを辛抱することは得意なのに、プラマイ0になった途端に忍耐力も0になって売ってしまうんですよね。
京王電鉄も東武鉄道も継続保有で問題ありません。
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業績の良いBPSを毎年順調に積み上げている優良企業でも時には売り浴びせ続けられます。正当な理由なく売られるため、個別株には忍耐力が必要になりますね。
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