含み損が200万円超えた件

含み損が200万円を超えてしまいました…。

他の証券会社で持っている個別株も30万円くらいの含み損を抱えています。

日本円の金額であらためて書き出すと、その損失の多さに震えます。

私はただの月給28万円のサラリーマンです。

200万円もの損失にはそうそう耐えられない。

血を吐くような節約が生み出す1年分の貯金に相当します。

はぁ、これでセミリタイアが1年遠のきました。

だから個別株なんてやらずにインデックスファンドに積立しておけばよかったんだ。

本当に辛い。ツキがない。

人並みの運さえあればよかったのに。

株なんてやるんじゃなかった。

なんでこんな詐欺まがいのギャンブルに手を出してしまったんだ…。

そうだ、株式市場のやつらはみんな詐欺師だ!泥棒なんだ!この盗人めが!

おれに株の才能なんてなかったんだ…。

こんなの家族にどう説明すればいい?

君たちに毎日納豆ご飯を食べさせた血と涙の節約の結晶をパパは株で全て無駄にしたんだとでも言えというのか?

言えるはずがない…

もう全てを売っておわりにしたい。

全部終わりなんだ…。

もういっそのこと…




なんて考えていると思いましたか?^^

仕事中に株を見ることもなく、含み損に頭を抱えることもない。

枕を高くしてぐっすり寝ていますのでご安心ください。

株式投資は正しい者が常に勝っているとは限らない。

株式市場はよく間違う。

大衆の間違いに自分まで付き合うことはないのですよ。

最後に勝つまで今は待つ時期というだけのこと。

周りに流されずに行動することができれば、自分の考えに信頼して待つことができれば、この世界は自分のものになるのです。

売らなければそれは損失ではない。

売った時に初めて損失が確定するのです。

自分の仮説が間違っているか、状況が変わったのでなければ売る必要はありません。

株価が上がっているという理由だけで株を買おうとすることのリスクが高いように、株価が下がっているという理由だけで株を売ろうとするのはあまりにもリスクが高い。

私はデイトレーダーでもなければモメンタム投資家でもない。バリュー投資家なのです。

株価が下がっている時は買い増しのチャンスと捉えた方が賢明でしょう。

現金余力があればラッキーだし、なければ調達してでも株を買い増しする。

そうすることで、いずれ必ず来る市場の回復のタイミングで大きな果実を得られるでしょう。

バリュー投資家にとって弱気相場は歓迎です。

むしろ含み損を抱える時期が長い方が、より大きな果実を得られます。

保有株が下がればナンピンするし、さらに魅力的な銘柄を発見すれば買い付ける。

そういう少々イカれたバーゲンハンター的な態度こそバリュー投資家に相応しい。


いっとき含み損や損失が出ることは決して恥ずかしいことではありません。

だいたいSNSなんかでは利益の報告ばかりで損失の報告が少なすぎる。

たまにある損失の報告も、その損失を過度にネタにしている。

含み損200万円超えのサラリーマンの僕から言わせればどちらも現実を直視できていないなと思いますよ。

損失を隠したがったり、ネタにしておちゃらける。

どちらも浅ましいなと。

損失を直視して考え、次の行動を決めるしか成長する術はありません。

含み損200万円超えのサラリーマンである僕はそう考えています。



麻雀や対戦ゲームでも言えることですが、いつも簡単に勝てるメンバーでやることほどつまらないことはない。

株式市場は人類の叡智が集まり、

秀才どもが凌ぎを削りあう。

これほど環境の整った場はありません。

負けている時ほど楽しい。

簡単に勝つことはつまらない。

まだまだ株式投資は僕を楽しませてくれそうです。

株式投資をゴルフか何かと勘違いして、金のかかる趣味を持ってしまったぱぱかぶなのであった…。

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