Xを見ているとTMF(ディレクション・デイリー20年超米国債ブル3X)1を買っている個人投資家をちょくちょくみかけます。
でもわたしは絶対にTMFは買わないと決めています。
TMFを買わない理由
理由を列挙します。
- 大前提として長期的なリターンは株式>債券
- 債券は右肩上がりで上昇を続ける性質のものではないうえに、TMFは高めの経費と減価があるため、長期保有すると間違いなく損する。
- 債券の強みは元本保証だが、TMFは原価と経費により元本が保証されないため、債権としての強みを失っている。
- 長期金利は政策金利と連動しないため、長期金利の動きを予測するのは非常に難しい。
- 3倍レバレッジでギャンブルしたいのであれば、SPXL2やTQQQ3などの良い商品がある。
- 3倍レバレッジで長期保有したいのであれば、SPXLやTQQQの方が圧倒的に有利である。
まとめ
債券の短期売買はかなり上級者向けで、一般的な個人投資家が主戦場とする場には成り得ません。
債券は現金の置き場として利用してこそ価値があると思います。
MMF4や短期債券を現金代わりに持つことはとても良い選択肢です。
債券は短期債券で満期まで持つという姿勢で持つべきであって、短期売買を繰り返して利益をあげるものではないと認識しています。
どうしても短期売買をしたいのであれば、SPXLやTQQQなどの株式指数のレバレッジETFの方がよっぽど期待値が高いですね。