カバー(5253)を100株信用買いしました。
株価は高値から52%も下落しています。
PER19.3倍は20%以上の利益成長が見込まれる成長企業としては決して高くはありません。
市場からは今後2年程度は成長が続き、3-5年後には成長が止まる可能性が高いと評価されているということです。
過去の業績は素晴らしく右肩上がり。売上高、利益率ともにピカピカです。
逆に過去の業績成長が素晴らしすぎて、いつまでもこの成長は続かないと思われているのではないでしょうか。
営業利益率は18%と高水準
自己資本比率は49%と低くないにもかかわらず、ROEは45%と異常に高いです。米国企業でもROEは15%を超えれば合格といわれるなかで40%超えは少々高すぎる気すらします。
ROAは21%とこちらも超高水準。
大きな成長投資を続けている中でこれだけの利益率を維持していますのは、構造的に利益率の高い事業だと推測できます。
比較対象であるANYCOLOR(5032)も利益率が高いですし、Vtuber事業はとにかく儲かります。
個人的にはVtuber事業の将来性は高いと信じています。
成長に陰りが見え始めていることが株価急落の理由ですが、現状の株価水準はさすがに下げすぎです。
少なくともあと5年は高成長が続くでしょう。
UUUM(3990)の将来を辿るのではないかという心配もあるかと思います。
でもUUUMとはセグメント構成が全く違います。同じYoutuberというだけで同じ事業内容の企業として比較するのはナンセンスです。
Youtube配信に依存しないセグメント構成に変化しつつも高い売上高成長と高利益率を維持しているのは、事業内容が強い証明です。
知的財産権(IP)があるかないかで事業内容は全く違ったものになります。
知的財産権(IP)は日本株に共通するキーワードで、なかでもアニメ系IPは日本の強みです。
Vtuberが今後、日本アニメのように世界でも認められていけばその伸びしろはかなり大きいです。
成長への不安が過度に折り込まれているのであれば今の株価には妙味があると考えています。
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