仕事を辞めたいと思うのは心が正常な証拠

今日は日曜日です。

明日からの仕事を考えると、とても憂鬱になりますね。

ちなみに私は今日の午後から出勤なので、昨日のお昼頃から既に胸がキュッとするような陰鬱な気持ちになっています。

しかもこの日曜出勤の補填は手当ではなく振替休みなんです。

うちの会社は休日出勤した場合、その時間だけ平日に休みを取れるという労働者にとって不利な制度になっています。

日曜の昼から仕事を行くと決まっていると、その日は何も予定を入れられないためほぼ1日潰れます。

これを埋め合わせるのが平日の数時間の休みという…。

絶対労働者には得をさせないぞ!という強い意気込みを感じる制度となっております。

日曜出勤させるのであれば、割り増しで手当を出すのが常識だと思うのですがこれは私がゆとり世代だからでしょうか?


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労働に関する社会通念は全て疑っていい

週に5日も他人に決められた時間に出勤し、他人に決められた仕事を他人に決められた時間やる。

まずこれを疑う。

なぜ他人に自分の行動を決められなければいけないのか、それも人生の時間の大部分を。

こと労働に関して私たちは恐ろしいくらい従順です。

常識的に考えて明らかにおかしいことでも社会通念に囚われて疑問を持てない。

小学校の先生がよく言う「お前はうんこ食えと言われたらうんこ食べるんか?」という煽り文句は正しいとみんな腹落ちしていると思うんです。

なのに労働に関してはこの理論が適用されないらしい。

やれと言われれば1日8時間もブルシットジョブをやり続ける。

とても正気とは思えません。


おそらく私たちは子供の頃に教育を受けることを通じて従順に手懐けられてしまったのでしょう。

子供の保育参観にいった時のことです。

その時の授業が線のお稽古といって、ひたすら紙に線を書くというもので、一つ線を引くごとに先生のお話が入るので子供達の待ち時間がとても長くなっていました。

椅子に座って先生のお話を聞く時間がとても長いんですね。

当然活発な男児はそんな面白くなくて長い話に興味はありませんので、注意力が持たずに立ち上がったりします。

すると、その都度先生がその男児に注意するんです。

実を言うと私も、この男児はどうしようもないなと思いました。

しかしその時はっと気づきました、従順に上司の言うことを聞く国民総社畜化への英才教育はこの幼児期から始まっているのだと。

お利口さんに椅子に座って先生の話を聞く時間なんて好奇心旺盛な幼児には最小限でいいんですよ。

そんな興味のないことに注意力を向けるなんて幼児にとって本当に難しいんです。

なぜなら、幼児は本能的に自分の興味のあること、ないことを知っていて、本能的に興味のあることにしか注意を向けないからです。

この男児の態度こそ私たちが取り戻すべきものなのではないでしょうか。

この男児はセミリタイアの素質ありです。

セミリタイア界の将来のエース候補と言って間違い無いでしょう。

一つ付け加えておくと、先生が悪いわけでは全くありません。

先生は園の方針に従ってやっているだけなので自分の仕事をしっかり果たしているのです。

そもそも教育とはそういうものなのです。


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自分の気持ちにもっと正直になる

社畜を20年、30年やっていると感覚が麻痺して日曜日もそれほど憂鬱にならないのかもしれません。

自分を守るためにはその小さなストレスから逃げなければなりません。

長期間に渡る小さなストレスの積み重ねは徐々に身体を蝕み、感覚を麻痺させます。

仕事を辞めたいと思うのは心が正常な証拠です。

新人の頃は会社のここがおかしいとか、こうした方がいいという疑問や不満を持つ人がほとんどだと思います。

ですが長年社畜をこなすうちに疑問を持たなくなっていきます。

順応するのです。

こうなったら終わりだと思っています。

死んでるのと変わりません。

労働に対して疑問や不満を持たなくなれば、セミリタイアを目指す必要もなくなるのでしょう。

私は会社の労働に対しては疑問や不満を持つことに遠慮しません。

セミリタイアを達成するまで疑問や不満を持ち続け、このブログに掃き溜めていことを誓い、所信表明といたします。

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