10月10日〜30日の間に、米国株4銘柄を各40万円ずつ、合計160万円の信用買いをしました。
- ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
- ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)
- ウォルト・ディズニー(DIS)
- アルトリア・グループ(MO)
10月の大幅な市場の調整により株価が下落し、配当利回りが高くなっている銘柄と大きく本質的価値を下回っている銘柄に投資しました。
既にフルインベストメント状態なので現金余力がなかったため、信用買いしましたが、もし現金余力があったとしても信用取引で買っていました。
リスク管理された信用取引にはメリットあります。
※証券会社の回し者ではございません。
歴史的な円安局面
1ドル150円付近、かなりの円安局面です。
この水準でドル転するのはかなり躊躇いを感じます。
しかし、10月は市場が下落したことに伴い、魅力的な銘柄がちらほら見受けられました。
ここ最近は円安と米国株安が連動していて、バーゲンハンターの日本の米国株投資家の皆様は、「株を買いたいのに円が安すぎて買えない」というもどかしい思いをされているのではないでしょうか?
そのような場面でこそ、米国株の信用取引が有効です。
既に米国株やドルを持っていれば、ドル転せずとも信用取引で米国株を買うことができるのです。
高金利
米国の金利上昇により、相対的に信用金利の4.5%が低く感じるようになってきました。
国にお金を貸せば5%の利子が貰えるのに、自分がお金を借りるのは4.5%の利息で済むというのは割とお得に感じます。
市場の調整局面
10月は市場が調整されたため、株価が下がり、優良株がお手頃な価格になりました。
S&P500は10月30日からの5連騰中、この大幅反発により6%ほど上昇したため、割安感が解消されてしまった銘柄も多いです。
円安だからドル転したくないという理由で、調整の入っている米国株を買わないのは機会損失に繋がる恐れがあります。
これは昨年の10月頃の弱気相場の際にも当てはまりました。
円安と弱気相場が同時進行し、円建てで見ると米国株はあまり下がっていない状態でした。
ドルを持っていない場合、非常に買いにくい相場環境でしたので、ドル転して買うべきか否か悩みました。
しかし、その円安のタイミングでドル転、あるいは信用取引で買う勇気を持つことができていれば、大きな利益を得られていたかもしれません。
結果論にはなりますが、昨年とほぼ同じような状況に見えます。
リスク管理されたレバレッジは強力
米国株信用取引を使う場合、既にドルでの証拠金や米国株の代用有価証券があれば米国株の取引が可能です。
ドル転不要かつ利益をドルで得られるのはかなり魅力的ではないでしょうか?
信用取引は怖いものだからと一切使わないのは少々勿体無いかもしれません。
資産の1割や2割までと方針を決めて、その方針を守ることができるのであれば、信用取引は強力な手段になり得ます。
借り入れを利用すること自体は悪ではありません。悪なのは、吹き飛ぶような過度なリスクを取ってしまうことです。
予測の外れや見込み違いが起きただけで資産を吹き飛ばして退場するようなレバレッジの使い方は褒められたものではありません。
予測を必ず当てることはできません。
すなわち、予測の誤りは必ず起こるということです。
その誤りを吸収できるような懐の深さ、安全域、バッファーを持つことが肝要です。リスク管理することにより、合理的かつ適切にレバレッジを活用できます。
ただし、レバレッジは危険なものであると思うことは慎重に行動する上でとても大切です。その意識を決して捨てないようにしたいです。
レバレッジは危険だという認識を強く持ち、注意深く、慎重にレバレッジを扱うことができるのであれば、投資の世界は自分のものになるのでしょう。
コメント